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第3試合 マーク・ハント vs 高阪 剛


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PRIDE 革命 ~プライド vs PRIDE 男達のPRIDE同士がぶつかる総合格闘技

「K-1 WORLD GP 2001王者」マーク・ハント
「引退を賭ける『賢者』」高阪 剛

入場から何か叫んで気合が入っていました。高阪。
リングイン前も。
そしてゴング直後も。
ゴング直後は「来いオラァー!!」と叫んでいるようにも。

殴り合いの結果、ハントが上になり、形成不利かと思われたが、
TKシザーズと呼ばれる返し技があるくらい返しがうまいんです。高阪。

うまいこと返して腕十字を狙える体制に。あと一歩というところで逃げられる。
かなり疲れた感じ。

再び打撃戦が。
殴られてもあまり倒れないハントに打撃で勝負するのか。

あたっている数よりもらっている数のほうが多い高阪。

でも倒れないんです。
時々クイクイとこぶしを動かして挑発。

休まず、前へ前へ。

鼻血が出ても前へ。

高阪吠える。

この高阪の姿に会場はどよめく。

いや、一瞬泣きそうになりましたよ。マジで。男だ。

ここでハントの大きいパンチがあたり始める。

殴られても殴られても前へ前へ。

もっと鼻血が。

そしてまた吠える。

残り時間一分を切ったところで、会場から拍手が。


第2ラウンド
 
落ち着いた打撃戦が続くが
ハントのパンチが当たり出す。

そしてコーナーへフラリ倒れこんだ時にレフリーストップ。
当然高阪は指を横にふり「No、No、No」と、続行をアピールしたが、
むなしく高阪の負けが決定。

高阪リングの隅で男泣き。
「ヨシ」と一呼吸おいた後マイクを手に。
正直何言ってるかわかりませんでしたが、僕にはこう聞こえました。
「負けたわけじゃない、これで負けたわけじゃないですからね。どうもありがとうございました」

☆修正☆
「試合は終わりにしますけど一生、格闘家でありたい。強くなるためのことはこれからも続けます。前に出る気持ちは忘れません」
だったみたいです。失礼しました。


長い格闘人生、お疲れ様でした。


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