桜庭和志がHERO'Sへの参戦が決定した。
８月に行われるグランプリへの出場が濃厚とされている。
その他詳細はてきとうにググってください。
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桜庭に限って、それはありえないだろう。
と考えていた矢先の出来事だった。
正直ショックを隠せないのがPRIDEファンにとっての心境ではなかろうか。
桜庭のPRIDE = PRIDEの桜庭
こういう崩れない図式が頭の中に固定されていたから
余計ショックはでかい。
しかし桜庭の身になって考えてみると、仕方のない話なのかもしれない。
ミドル級は-90kg
しかし桜庭のベスト体重は80～85kg
PRIDEのミドル級では中途半端なポジションとなってしまう。
その年で武士道（ウェルター級）にも行くわけにも行かないし、
アローナに敗戦後、シュートボクセで修行を積み、
90kg超えをし、ケン・シャムロック戦で打撃で勝利。
サク、まだ行けるじゃん！
と思わせるような大会だった。
がしかし。
打倒シウバと燃えて練習してきたが、仲良くなってしまったので
対戦できなくなってしまったんじゃないか、と。
そしていくら体重を増やしたからといってもミドル級は強敵ばかり。
そして桜庭の対戦相手は”勝てそう”な相手ばかり準備されるだろう。
そのせいあってかDSEからは無差別級のオファーは桜庭にはなかった。
もはや桜庭に”エース”という文字は消えかかっていた。
ここで谷川P登場。
フリーとなった桜庭に必死のラブコール。
「必死で悩んだ。悩みまくった」と桜庭。
そう。両方を天秤にかけるとメリットはHERO'Sとなる。
「昔、プロレスで長州が新日をやめて全日へ行ったときは活気付いた」
だから
「この先PRIDEにも出場したい。」
と言っていた。
そうなると面白くなるかもしれないが、
ファンやDSEが許してくれるだろうか。
この先の桜庭選手のご活躍を祈ろう。